初の子馬誕生!!!
 2004年6月末、ルーシーを種付けのため種雄馬管理者のもとに数日間預けた。交配相手は純血アラブの「デザートショット」号。ちょうど良い発情が来ていて、ものの3日間で種付けを終えて戻ってきた。別に妊娠鑑定をしたわけでもなかったので、半ば半信半疑だったのだが、半年を過ぎた頃からルーシーのお腹の大きさが目立ちはじめ、これはちゃんと受胎していたのかなと思いはじめる。そして馬の妊娠期間は約330日であり、2005年5月末頃に生まれると予想した。
 5月20日にルーシーの乳頭に乳ヤニが付き、25日の朝には漏乳。いよいよだといろいろ準備した。難産の時のためにロープやデンプンを。そして後産を落とさせるための味噌や焼酎、子馬の胎便を出させるための浣腸など、馬のベテランの方に意見を聞きながら準備した。ところが・・・予想では25日の夜中に生むと思っていたのに、25日の日中、私が普通にサラリーマンとして仕事をしている間に生んでしまっていた。夕方帰宅して厩舎に向かうと、もう元気な子馬がそこにいて、後産や胎便もちゃんと出ているようだった。無事に生まれてくれた喜びはもちろんあったけれど、出来れば立ち会ってみたかったのが本音。ちょうど前夜から厩舎に寝泊まりしていたのでなおさらそう思った。
 子馬は鹿毛の雄で、後二白のきれいな馬だ。父がアラブ、母が50%アラブなので、この子は75%アラブとなる。顔がしゃっくれているなど、アラブ独特の雰囲気を確かにもっている。名前は雄ならロシア語、雌ならアイヌ語と考えていて、雄なのでロシア語で検討してみた。とりあえず「クラースヌイポーレ」とつけた。ロシア語で「赤い草原」という意味だ。ロシア語の赤は美しいを意味し(ロシアの赤の広場は直訳であり、意訳すると美しい広場という意味)、ちょうど毛色が鹿毛のため赤という言葉をつけたかったのだ。なぜ草原にしたかというと深い意味はないが、「ポーリシュカポーレ(草原よ草原)」という歌が好きだという単純な理由もあって。こうしてポーレが加わった我が家、ますます賑やかになった。
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