奥尻島への旅と移住の決意
 2007 年4月、職場にて馬の割合が低くなり、やりがいを失ったのもあって、2007年度中での退職を決€意し、退職願を提出。それと共に農地法のせいで農地が買 えず、中標津の牧場の規模拡大が難しい事から新天地を探す事に。8月11〜14日、北海道で唯一訪れた事のなかった奥尻島へ旅をしてみようとなり、バックパックを背負い島内を徒歩と野営で巡ってみた。島なのに豊富に水が湧いて川も流れ、海の透明度も25m以上で沖縄並み、水田・牧畜・畑作など農業も盛んだったりと、一言では言い表せない程の魅力ある奥尻島だった。あまりにも美しい島で、この島に住んでみたいという単純な思いで、奥尻町役場に移住の相談をしてみる事にした。
  もともと農家になりたかった思いや、そして馬も飼っているという事情、そういった事も含めて奥尻町役場の担当者の方とやりとりをした結果、島内で葡萄栽培 とワイン醸造に取り組むところがあるという情報提供を受け、是非携わってみたいという事でその社長との面談をセッティングして頂いた。9月20〜23日、 再び徒歩野営旅を兼ねて奥尻島を訪れ、島内での葡萄栽培の状況を見せて頂き、社長とお話しする機会を設けて頂いた。ちょうど2008年にワイン工場が稼動 するとの事で、葡萄栽培とワイン醸造に携われる事となり、奥尻島への移住が現実味を帯びた瞬間だった。
 2008 年になり、2月1〜2日と移住の最終準備のために奥尻島を訪れる。雇用していただく会社の社宅に住む事が決まり、中標津に戻ってからは、退職に伴う引き継 ぎの総仕上げと、自宅の引越しの準備にとりかかる。奥尻島でまだ馬を飼える環境を得てはないため、当面中標津に築いた自らの牧場をKO君にお貸しし、愛馬 達の面倒を見てもらう事に。その代わり、愛馬のナータ、ルーシー、ユウの3頭を無償で譲り、ポーレだけを奥尻島に連れてくるまで預かってもらうという事に なった。
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