賽の河原(稲穂岬)
奥 尻島北端、稲穂岬にある道南五大霊場の一つ、賽の河原。十五世紀中頃、松前藩の始祖・武田信広一族を載せた水難船が河原に漂着したことから、水難犠牲者や 幼少死亡者を供養する霊場となったそうで、海岸には、訪れる人が石を積み重ねた石の塔が並んでいる。 毎年六月には賽の河原祭りが開かれ、島民以外の参拝 客も参加して灯籠流しが行われるそうだ。また、ここは同時に無料のキャンプ場にもなっていて、炊事場、トイレ、簡易シャワーを備えている。 5~9月は「北の岬さくらばな」という食堂兼土産屋が営業していて、奥尻島の美味しい魚介などを中心に頂ける。立地的に遮るものがなく風の強い場所なの で、テント設営時には重石をきちんとした方が良いだろう。
写真は2007年9月20~23日に中標津から2度目の訪問、20kgあるバックパックを背負って野営しながら徒歩で奥尻島を周った時のもの。21日に奥尻港から宮津などを経由して14kmほど歩いて到着し、テ ントを張って1泊した。「北の岬さくらばな」が到着時は開いていたのに、テント設営して再び行ってみると閉まっていたのは苦い思い出である。奥尻島に来る 直前に死んでしまった愛馬、サンクチュアリことサンちゃんの供養をするため、石の塔を作って手を合わせて冥福を祈った。そして冷たい水のシャワーで汗を洗い流し、早々と眠っ てしまったが、翌朝、北海道本土を臨む朝焼けは本当に美しかった。テントを撤収して、出発前に「北の岬さくらばな」に寄ってみると、気さくで親切なおば ちゃんが「熱いお茶でも飲んでから行きなさ~い」とおっしゃって下さり、お茶をご馳走になってから出発!
賽の河原入り口強風に耐える鳥
賽の河原入り口賽の河原は風が強く、鳥も強風に耐える
美しき賽の河原の海賽の河原の土俵
美しい海土俵もある
朝日と北海道本土道南五大霊場賽の河原
野営して迎えた朝焼けと北海道本土道南五大霊場であることを再認識
サンクチュアリ追悼桜華
サンクチュアリ追悼次こそはさくらばなで食事を!
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