夢を叶える
 夢・・・あなたにとって夢とはどういう認識でいますか?まず生きていく上で夢のある人とない人とでは目の輝きが違うように、人生において夢を抱くことはとても大切だと思っています。では果たしてどれくらいの人がその夢を叶えようと努力しているのでしょう。夢は待っていても実現しませんが、行動さえすれば無謀な夢でも叶う事がしばしばあります。むしろ前向きな気持ちで夢の実現へ向かって努力すれば必ず叶うはずです。家庭や仕事を持っているから無理だとか、定年退職してから考えようなど思っていませんか?そんなちっぽけな事を思ってはいけません。現状では無理だというのなら現状から変えてしまえばいいわけです。家族を説得するだとか、転職を考えるとか、どんな時でも今を無駄にしてはいけません。その夢を叶えるためには何をすべきかを必死に考え行動するのです。それが出来ないような程度の夢なら、それはあなたにとって本当に実現したい夢ではないのかもしれません。例え馬鹿げた夢であっても、それを自分の夢としてきちんと認識するところから始めます。

 自分の事で例をあげるならば、かつての夢は「馬と共に田舎暮らしがしたい」というものでした。(馬の杜と重複するところがありますがご容赦くださいませ)「かつての」というのは既に夢が叶ったから用いた表現ですが、今はまた新たに夢を抱いて頑張っています。高校生の時にその夢を叶えるにはまず何をすべきかを考え、
馬=広い土地=北海道と結び付けていました。事実金のない若者が馬が飼えるような広い土地を所得するには北海道しか考えられなかったのです。とりあえず北海道に的を絞り、高校卒業後北海道の大学へ行ってみようと思いました。そうする事で在学中に人脈が出来るかもしれないし、馬を飼うというノウハウは馬術部に在籍する事で体に覚えさせられると思ったわけです。なにせ広い北海道、四国の4倍、九州の2倍もあるのですから、その北海道のどこで馬を飼うのかも実際に住んで色々と見て周る必要があると感じていました。実際にそれを行動に移してみて正解でした。馬術部にいたおかげで今の職場に巡り会えたわけですし、仕事でも馬に携われるなんて幸せな事だと思います。そして今の馬の管理の仕方はまさに馬術部時代そのものを踏襲しています。粗放的な郡管理が一般的なこの地域において、あえて手間のかかる個体管理をしているのは、そのことで人と馬との関係がより強固になるんじゃないかと思っているからです。もちろん群れでいさせることも大切ですが。大学在籍中に北海道中を巡った結果、都会過ぎる道央、山がちで狭い感じのした道南、寂しすぎる道北は除外され、広大で最も日本離れしている道東に決めました。初めは新規就農して農家になるのが馬を飼うのに手っ取り早いと思い、たくさんの農協を訪れて実際に実習なども経験しました。馬農家になるという道もあったわけですが、軽種馬は投資金額が大きすぎてギャンブル要素が強く、輓系馬は肉値が下がってしまい割に合わない上農協の後押しが得られないとの事で、畑作なり酪農を考えていました。馬だけで金を稼ぐとなるとかなり大変で、金が大きく絡むと楽しくなくなってしまうという怖れも感じていました。副業か或いは趣味で馬を飼うのが理想かもしれないと思うようになり、就農を見据えて大学時代後半の土日は、農協を通じて中札内村の大根農家で実習させてもらっていました。大学卒業を控え、就職か就農か迷っていたわけですが、今の職場からのお誘いで全て吹っ飛んでしまったわけです。馬の仕事が出来る。そして道東の中標津町に住める。農協系だから農家とのパイプも出来るかもしれない。ほとんど何も考えずに今の職場へ就職を決めていました。就職1年目は慣れない事ばかりで悪戦苦闘していたのもあって、2年目から行動開始。農家を巡回する際に馬を飼いたいという意思と、そのための土地があれば紹介して欲しいと伝えていったのです。それから何ヶ月もしないうちに土地は見つかりました。川が流れ市街からも車で10分程度という理想の場所に巡り会えたのです。土地はまさに命であり、自分の土地を所得するというのはとても感慨深いものでした。土地の代金も予想通り安く、坪単価で言えば100円から1000円くらいでしょう。1ヘクタール(3000坪)買っても300万円もしないわけです。だから若くても土地を買って家を建てる事が出来るんです。中標津の良いところは、空港があって市街が発展しているにもかかわらず、素晴らしい大自然が共存しているところです。住めば都ではないですが、客観的に見ても中標津町は素晴らしいと感じますね。こうしてその土地にログハウスや厩舎を建て、馬を飼うに至ったわけです。

 自分の夢を叶えるためにはどうすればいいか。どうやったら近づいていけるのか。それをいつも考えて行動していたつもりですがどうでしょうか?夢はいきなり叶える事は出来ないので、一歩一歩前へ進んでいく事が大切なんです。進んでいくうちに小さな波が大きなうねりとなって、気がつけば自分の思い描いていたものが手に入っているような感じです。自分に出来ない事などないと信じる気持ちと、自分は周りの人に助けてもらっているんだという謙虚な気持ちで、前へ進む事です。仕事や家庭があるせいで夢を犠牲にしている人がいますが、逆だと思うのです。自分の夢を叶えていく事が自分の人生を最大限に楽しむ事なのだから、仕事や家庭のことなど考えずに夢を(自分を)貫く事です。もし自分にとってプラスなものであればついてくるだろうし、マイナスなものであれば去っていくだけの事です。大切なものを得る為には失うものもあるのです。年を取れば取るほどしがらみは大きくなり行動力も鈍ります。であれば若いうちにどんどん夢へ向かって突き進んだ方が良いのです。毎日だらだらと過ごしている人、自分の人生を本気で考えて欲しいですね。失敗は成功の元であり、とりかえせない失敗は絶対にありません。色んな経験は自分にとって有益であり、それを生かすも殺すも自分次第です。自分というものをきちんともっていれば、どんな状況下であってもきっと切り抜ける事が出来るだろうし、最後まで命を燃やしつづける事が出来るんだと思います。

 ・・・夢、持ってますか?

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